WinterDreams

新雪の大斜面を滑る

赤牛岳 南方2820m峰南東斜面

2022/3/7-10

冬型の気圧配置による大雪の後、穏やかに晴れる予報。初日はブナ立尾根登山口で幕営。翌日のために空身で登ってトレースをつける。下りは深いパウダーが楽しめた。翌日、夜明け前にブナ立尾根を登る。大部分シールで登る。野口五郎岳の冬季小屋で宿泊。深夜に小屋を出て真夜中の野口五郎カールを滑った。雪原になった東沢谷を横断して赤牛岳へと対岸の斜面を登る。星空の下、広いカールを登った。稜線に乗る頃夜が明けて、水晶岳がピンクに染まる。主稜線は周囲を高峰に囲まれて別天地のようだ。2820ピークから眼下に大斜面が一望できる。雪面は完全に沈降しているが表面は柔らかいままだ。8時滑走。大きなターンで斜面へ滑り込む。広大でフラットな斜面が一定の傾斜で延々と続く。どこまでもずっと快適。谷が深くなる手前まで一揆に滑り込む。最後までよい雪で奇跡のようだ。日差しを浴びてくらくらしながら野口五郎カールを登り返し小屋に戻った。翌朝、朝日を受けた大斜面にシュプールが白く輝いて見えた。

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